Facility施設紹介

当施設は、日立造船WTMシステム(生ごみの無希釈二相循環式メタン発酵システム)を採用し、生ごみや食品廃棄物の有機性廃棄物を希釈水を用いず、高速メタン発酵させることにより、発生したバイオガスを電気エネルギーとして再資源化するシステムです。

 
食品廃棄物(産廃:動植物性残さ、廃酸、廃アルカリ)、生ごみ(事業系一般廃棄物)受入れします。
 
受入れた食品廃棄物から混入した包装容器類を分別除去した後、発酵に適した性状に調整し発酵槽へ送ります。
 
微生物(メタン菌)の働きによって有機物を発酵させ、バイオガスを発生させます。
 
メタン発酵槽で発生したバイオガスを一旦ガスホルダーに貯留し、発電機へ送り出します。
 
バイオガスを燃料とする発電機(ガスエンジン)を稼働させ発電します。発電電気は、再生可能エネルギーとして電力会社へ送電しています。
 
 
発酵を終えた発酵液を脱水処理により、固形分と水分に分けます。
水分は水処理により放流基準以下のきれいな水にして下水へ放流します。
また、固形分は乾燥後、堆肥資材として販売します。

施設概要

Equipment outline

施設名称
秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電施設
設置場所
秋田県秋田市向浜一丁目1番186,187,201,202
システム名称
日立造船(株)WTMシステム
(生ごみの無希釈二相循環式メタン発酵システム)
受入品目
事業系一般廃棄物のうち食品系廃棄物(生ごみ)
産業廃棄物(動植物性残さ、廃酸、廃アルカリ)
処理能力
食品廃棄物 50トン/日
発電能力
730kW(定格出力)
年間発電量
最大523万kWh(標準世帯の約1,750世帯分[*1])
一世帯あたりの電力消費量32,974kWh/年
(電力事業連合会資料より、2015年度、9電力会社平均値)
食品残さをエネルギーに
ページの先頭へ